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[PSM]清水は得点奪えず新潟とスコアレスドローも期待のルーキーたちが躍動

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[2.26 プレシーズンマッチ 清水0-0新潟 アウスタ]

 清水エスパルスは26日、アウトソーシングスタジアム日本平で新潟とプレシーズンマッチを行い、0-0で引き分けた。J1勢同士の対戦となった一戦は、互いに決定機はつくり出すものの最後のところで決めきれず、スコアレスドローに終わった。

 清水のシステムは4-3-3。GKは今オフにベルギー3部ロイヤルオリンピック・シャルルロワから加入した林彰洋。DFラインは右から18歳のルーキー犬飼智也、平岡康裕、岩下敬輔、大卒ルーキーの河井陽介と並び、左右のSBを新人が務めた。中盤は姜成浩をアンカーに置き、右に枝村匠馬、左に小林大悟。3トップは高原直泰を頂点にして、右に大前元紀、左に高木俊幸が入った。

 最初に決定機をつくったのは清水。前半13分、左クロスに大前が頭で合わせたが、惜しくもゴール左へ。その後も清水が攻め立て、同30分には右サイドの犬飼からのアーリークロスを高木が左足ボレー。45分には左サイドをドリブルで駆け上がった高木の折り返しに高原が合わせたが、得点を奪えず、前半を0-0で折り返した。

 後半は試合が進むにつれ、カウンターの応酬になった。後半7分、左サイドをオーバーラップした河井が小林にスルーパス。小林が抜け出し、右足ワンタッチでゴールを狙ったが、GK黒河貴矢の好セーブに阻まれる。後半41分には途中出場のルーキーFW白崎凌兵がゴール前に進入するなど、最後までゴールへの執念を見せた。

 試合は0-0のスコアレスドローに終わったが、攻撃陣は多くのチャンスをつくり出し、守備でも両SBに入ったルーキーが奮闘。右SBを務めた犬飼は判断が遅れる場面があったが、頻繁に上下動を繰り返し、右サイドを活性化させた。左SBに入った河井も落ち着いたプレーを見せ、持ち前のキックの精度を生かしたフィードも冴えた。今月に入ってMFフレドリック・ユングベリの退団が発表された清水だが、この日見られた若手の活躍ぶりは今後に期待も抱かせた。


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