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勝負どころで痛い負傷交代…長友「ふくらはぎに張りがあった」

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[2.29 W杯アジア3次予選 日本0-1ウズベキスタン 豊田ス]

 勝負どころでの痛いアクシデントだった。1点を追う後半38分、DF長友佑都(インテル)が左ふくらはぎに違和感を訴え、DF駒野友一(磐田)と交代した。最後の交代枠を予期せぬ形で使うことになり、最後の反撃もままならなかった。

「ふくらはぎにちょっと張りがあったので。もともとじゃない。後半になって徐々に徐々に。大きくなる前に僕から監督に言いました」。自ら交代を要求し、ベンチに下がった長友はそのままロッカールームへ下がった。

 左SBで先発した長友は積極的な攻撃参加を見せ、守備でも体を張った。フィジカルの強さを発揮したが、勝利には結びつかず。「結構バイタルが空いていたし、もっと(香川)真司を使えればよかった。使えたときには前半もチャンスをつくっていたけど、決め切れなかった」。後半14分からはFW乾貴士(ボーフム)が左MFに入ったが、「うまくバイタルでプレーさせたかったけど、監督には『開け』と言われていたし。乾とやるのは初めてなので、もっとコミュニケーションを取る必要がある」と連動性を欠いた。

 所属するインテルは公式戦5連敗中で、公式戦8試合連続白星なし(1分7敗)。不振にあえぐクラブチームからの“負の連鎖”が代表にも波及してしまったのか。今はケガの状態が軽傷であることを祈るしかない。

(取材・文 西山紘平)

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