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宮阪が決勝点!!山形が横浜FCに逆転勝利で3戦ぶり白星

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[4.8 J2第7節 横浜FC1-2山形 ニッパ球]

 モンテディオ山形は敵地で横浜FCと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。開始1分に先制するも前半のうちにMF秋葉勝のゴールで追いつく。後半13分には大卒ルーキーMF宮阪政樹が逆転弾。3戦ぶりの勝利を飾った。一方の横浜FCは開幕戦から7戦未勝利(3分4敗)。山口素弘新監督の就任以降も2敗1分と浮上のきっかけはつかめていない。

 山口新監督を迎えて3戦目の横浜FCは、2012シーズン初勝利および山口監督初勝利をめざし、序盤から攻め込んだ。すると前半1分、左サイドでボールキープしたFW三浦知良が縦パス。この日の試合で自身の持つJリーグ出場最年長出場記録を45歳42日に更新したベテランFWが起点をつくる。これに抜け出たMF内田智也がゴールライン際からマイナスの折り返し。走り込んだFW大久保哲哉のヘディングシュートはクロスバーを叩くが、こぼれに詰めたMF武岡優斗が頭で押し込む。横浜FCが先制に成功した。

 しかし、前半43分に早くも山形が同点に追いつく。後方からのロングボールを秋葉が頭で落とし、自ら仕掛けると右足シュート。秋葉の5試合ぶりゴールで山形が1-1に追いつき、前半を折り返した。

 後半に入り、先に動いたのは横浜FCベンチだった。後半11分、三浦に代えてFW永井雄一郎をピッチへ送った。しかし、直後の同13分に山形が逆転弾を奪ってみせた。右サイドスローインを受けた宮阪がPA手前から豪快な右足ミドル。右足アウトにかけたボールは鮮やかな軌道を描き、GKの指先を抜けるとゴール右へ突き刺さった。山形が2-1と逆転に成功。その後はスコアは動かず。宮阪のゴールが決勝点となり、山形が3戦ぶりの白星を手に入れた。

 決勝点を決めた宮阪は、得点シーンを振り返り「相手がついてきていなかったので、最初は(パスをしようと)中を見たが、あまりいい形ではなかった。自分で打っていこうと最初から思っていたので」と話した。明治大卒のルーキーが直接FKを沈めた甲府戦(2-1)以来、3試合ぶりのゴールでチームを勝利に導いた。

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