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連勝中の山形と愛媛の一戦は、2-2のドローに終わる

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[5.3 J2第12節 山形2-2愛媛 NDスタ]

 J2は3日、第12節が開催され、5連勝中で2位のモンテディオ山形は、ここ3試合負けなしで2連勝中の9位・愛媛FCをホームに迎えて試合を行った。前半に2点のリードを奪った山形だったが、後半はFW有田光希を中心とする愛媛の反撃に遭い、2失点。2-2の引き分けで試合を終えている。

 最初のチャンスをつかんだのは、アウェーの愛媛だった。13分にMF赤井秀一のシュートをGK清水健太が弾くと、こぼれ球を左サイドでMF前野高徳が拾う。ゴール前に送ったところに、有田が飛び込んだが、有田がDFと接触し、ファウルを取られる。

 ホームで今季無敗の山形も15分にFW中島裕希が最終ラインを抜けて、左足でシュートを放つ。GK秋本陽太に防がれたが、このプレーで得たCKからDF西河翔吾が高い打点のヘッドで合わせたが、ボールはゴール前に集まった愛媛の選手に当たり、得点にはならなかった。それでも、山形は前半36分、再びCKを得ると、DF石井秀典が頭で合わせる。石井の今季初ゴールが決まり、山形が先制した。さらに山形は前半終了間際の44分にもスローインの流れから、FW山崎雅人が抜け出して、左足でシュートを決めて2-0とリードを広げて、前半を終える。

 後半に入ると、愛媛がゴールに迫る。後半12分には赤井のパスから有田がゴールを狙うが、戻ってきたDFにブロックされる。さらに同26分にはDF内田健太がゴール前に詰めてシュートを打つが、GK清水にブロックされる。しかし、そのこぼれ球を有田が押し込んで、愛媛が1点を返す。

 エースの3試合連続ゴールで勢いづいた愛媛は、その後も山形ゴールを脅かす。後半28分には左サイドから前野がクロスを入れると、ゴール前の有田にボールが届く。有田はフリーでシュートを打てたが、ボールを枠内に飛ばすことができず、決定機を生かせなかった。

 絶好のチャンスを逃した有田だが、後半35分には山形DF石川竜也からボールを奪い、右サイドをドリブル。ゴール前に低いクロスを入れると、途中出場したFW石井謙伍が合わせて、2-2と試合を振り出しに戻した。さらに攻勢に出る愛媛は、右サイドを攻め上がったDF関根永悟が強烈なシュートを放ったが、GK清水が弾き出して逆転を阻止する。

 このまま試合は2-2で終了し、勢いのある両チームは、勝ち点1を分け合った。

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