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アルアハリは“3大会連続”ならず…フラメンゴが4発快勝でクラブW杯3位に

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[2.11 クラブW杯3位決定戦 アルアハリ 2-4 フラメンゴ タンジェ]

 FIFAクラブワールドカップ2022は11日、3位決定戦を開催した。南米代表のフラメンゴ(ブラジル)とアフリカ代表のアルアハリ(エジプト)が激突。フラメンゴが4-2で勝利し、3位で大会を終えた。

 準決勝から参戦したフラメンゴは7日のアルヒラル(アジア代表/サウジアラビア)戦で2ー3の敗戦。サッカー王国の意地を見せるべく、3位決定戦での勝利を目指す。対するアルアハリは準決勝でレアル・マドリー(欧州代表/スペイン)と対戦し、1-4で敗れた。決勝進出を逃した今、狙うは3大会連続の3位。フラメンゴとの負けられない一戦に臨んだ。

 試合は立ち上がりにフラメンゴが先にスコアを動かす。前半6分にDFギジェルモ・バレラがペナルティーエリア内でアルアハリのDFアリ・マールルに倒されると、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の介入、オンフィールドレビューの結果、PKの判定。そのPKをFWガブリエル・バルボサが冷静に流し込み、幸先良く先制に成功した。

 1点を追う展開となったアルアハリだが、前半のうちに追い付く。同37分に左サイドでコーナーキックを得ると、マールルが左足で蹴り込んだボールにMFアーメド・アブデル・カデルがヘディング弾。頭で叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 アルアハリは前半を1-1で折り返すと、後半13分のPKのチャンスをマールルが外してモノにできず。それでも、同15分にアーメド・アブデル・カデルが右サイドからインサイドへ切り込み、右足でゴール右に流し込むように決めて2-1とする。

 逆転を許したフラメンゴ。それでも、後半32分にFWペドロのヘディングシュートで追い付くと、同39分にガブリエル・バルボサが、この試合2度目のPKを沈めて勝ち越す。さらに、試合終了間際の後半アディショナルタイム1分には、ゴール前で相手のバックパスをカットしたペドロが落ち着いて決めて一気に突き放した。試合はフラメンゴが4-2で勝利し、世界3位に輝いた。

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