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幻のゴールも…乾は4戦連発ならず、フランクフルトは逆転勝利

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 ブンデスリーガの第6節3日目が30日に行われた。MF乾貴士が所属する2位・フランクフルトはホームで12位・フライブルクと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。先制点を奪われるも、FWマイヤーの2発で逆転し、開幕戦からの無敗を維持した。乾は開幕戦から6試合連続の先発出場。ゴールネットを揺らす場面もあったがオフサイドの判定に泣き、4戦連続ゴールはならなかった。

 序盤から果敢に仕掛けるフランクフルトだったがゴールは奪えない。前半15分には乾がDFオチプカにパスを送り、左サイドへ走り込む。リターンを受け、左サイドゴールライン際から中央へドリブルで仕掛けるもDFに倒された。獲得したFKをMFシュベクラーが直接狙うもGkに阻まれた。

 前半27分には乾が決定機。ロングボールを受けたMFローデが前線へパス。抜け出した乾がGKと1対1を迎える。PA左でのトラップから中央へ抜け出し右足シュートを放つがGKに止められた。4戦連発弾はならず。0-0で前半を折り返した。

 すると後半5分に失点。左サイドを押し込まれると、最後はGKが弾いたボールをFWマックス・クルーゼに決められた。0-1と1点を追う展開となってしまった。

 なんとか追いつきたいフランクフルトは後半21分に乾が“幻のゴール”。シュベクラーのスルーパスにPA左へ抜け出した乾がドリブルで持ち込むと、角度のない位置からニアサイドを抜く右足シュート。逆サイドネットを揺らし、1-1に追いついたかと思われたがオフサイドの判定。得点は認められなかった。

 それでも直後の後半22分に待望の同点弾。左クロスをゴール正面で受けたFWマイヤーがコントロールから振り向きざまに強烈な右足シュートを叩き込む。1-1に追いついた。この勢いのまま後半28分には逆転弾。オチプカの右CKからファーサイドのマイヤーがヘディングシュートを決めた。マイヤーの2点目が決まり、2-1とフランクフルトが勝ち越した。

 後半39分に乾は交代。代わって、DFチェロッツィが出場した。そのまま逃げ切ったフランクフルトが2-1で勝利。開幕戦から6戦負けなし(5勝1分)と無敗を維持した。


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