リーガ・エスパニョーラは17日、第12節を行い、首位のバルセロナはホームでサラゴサと対戦し、3-1で快勝した。5連勝で首位をキープし、開幕から12試合負けなし(11勝1分)となった。

　前節・マジョルカ戦の2ゴールで2012年の年間得点数を「76」とし、1959年に75得点を記録した元ブラジル代表のペレ氏の記録を抜いたFWメッシがこの日もゴールを奪った。前半2分、DFジョルディ・アルバの左クロスを左足で捉えたシュートはゴール左に外れたが、同16分だ。アルバとのワンツーでPA内に走り込み、絶妙な右足トラップから左足で先制点を決めた。

　前半24分にCKのこぼれ球を押し込まれ、同点に追いつかれたバルセロナだが、直後の同28分、左CKからショートコーナーでつなぎ、PA内左に切れ込んだメッシのマイナスの折り返しをMFアレクサンドル・ソングが右足で押し込んだ。ソングのバルセロナ移籍後初ゴールですぐさま勝ち越すと、後半15分にはメッシの2得点目で試合を決定づけた。

　中央でボールを持ったメッシが右サイドに展開。DFモントーヤはマイナスに戻し、PA手前からメッシが左足でゴール左隅に流し込んだ。2試合連続の2得点となったメッシは今季リーグ戦通算17得点目。2012年の年間ゴール数も78得点となり、1972年に85ゴールを挙げた元ドイツ代表のゲルト・ミュラー氏が持つ歴代年間最多得点記録に、あと7点まで迫っている。

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