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伊紙評価:「長友は短期間ですべてを吸収」 ゴールに迫るプレーに高評価

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ユベントス戦採点

 インテルDF長友佑都は、14日のセリエA第3節ユベントス戦でフル出場し、3試合連続ゴールに迫るなど好パフォーマンスを披露した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同選手に6.5点を付けて高く評価している。

 長友は11分、セットプレーの流れから、左足で見事なボレーシュートを放ったが、GKジャンルイジ・ブッフォンに阻まれた。その後もミドルシュートを放ち、37分にはFWロドリゴ・パラシオのクロスに合わせてファーサイドに飛び込む。一足先にDFシュテファン・リヒトシュタイナーにクリアされたが、とおっていれば1点というチャンスだった。

 試合は後半、インテルが途中出場のFWマウロ・イカルディのゴールで先制したものの、2分後にMFアルトゥーロ・ビダルに同点とされ、1-1のままドローで終了。2連勝同士の両チームが、勝ち点1を分け合う結果に終わっている。

『ガゼッタ』は寸評で次のように長友のパフォーマンスを評価した。

「日本のマンガのようなハーフボレーで、ブッフォンに難しいセーブを強いた。また、リヒトシュタイナーの見事なカバーリングがなければ、長友のゴールを祝うことになっていただろう。マッツァーリ監督は彼にルール、タイミング、やり方を教え、長友は日本人らしくすべてを短期間に吸収した」

 なお、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは、7.5点のインテルDFウーゴ・カンパニャーロ。そのほか、インテルではGKサミル・ハンダノビッチ、MFリカルド・アルバレス、FWマウロ・イカルディ、マッツァーリ監督に7点と高い評価が付けられた。DFジョナタンとMFフレディ・グアリンが5.5点だったほかは、すべて6.5点以上と良い評価になっている。

 ユベントスでは、ゴールを決めたMFアルトゥーロ・ビダルのほか、DFアンドレア・バルザーリ、FWカルロス・テベスが7点。一方で、DFジョルジョ・キエッリーニ、FWミルコ・ヴチニッチに5点、MFアンドレア・ピルロ、MFポール・ポグバ、MFマウリシオ・イスラ、FWファビオ・クアリアレッラが5.5点と厳しい評価だった。


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