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金沢、最下位岐阜に手痛いドロー…東京Vが高木大輔弾でPO圏内浮上

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 J2第24節が18日、各地で行われた。首位の大宮アルディージャがFW播戸竜二のハットトリックで6位・アビスパ福岡を、2位のジュビロ磐田が5位・ジェフユナイテッド千葉を1-0でそれぞれ破ったが、3位以下のチームは勝ち点を伸ばし損ねている。

 まず3位のツエーゲン金沢はホームでFC岐阜と対戦。前半44分にDFチャ・ヨンファンのシュートのこぼれ球を、10番FW佐藤和弘が押し込み先制。しかし勝利の見えた後半アディショナルタイム6分、セットプレーの流れから混戦をDF高木和道に押し込まれ、土壇場で同点に追いつかれてしまった。

 4位のセレッソ大阪も敵地で京都サンガF.C.に0-1で敗戦。前半2分にMF伊藤優汰に先制弾を許すと、最後まで同点に追いつくことは出来なかった。C大阪は10戦ぶりの敗戦。勝ち点38で自動昇格圏の2位磐田との勝ち点差は9に広がった。

 勝ち点37の千葉と福岡が足踏みを続けた中で、敵地でギラヴァンツ北九州を1-0で下した東京ヴェルディが、勝ち点を37に伸ばして争いに加わった。東京Vは前半5分にFW高木大輔がGKとの1対1を冷静に制して奪ったゴールが決勝点になった。3チームが同勝ち点で並ぶことになったが、得失点差で千葉が5位、東京Vが6位に浮上、そして福岡がPO圏外の7位に転落した。

 下位勢では、前節、14試合ぶりのゴールを挙げて最下位を脱出した大分トリニータがホームでV・ファーレン長崎に2-1で勝利。今季初の連勝を飾った。ザスパクサツ群馬に0-1で敗れ、ここ5戦で4敗目を喫した栃木SCは20位に後退。21位大分とは勝ち点1差、最下位岐阜とは勝ち点3差になってしまった。 


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