ベルギー代表のMFエデン・アザールは、自身とFWリオネル・メッシの間に共通点があることを認めつつも、根本的に両者は別のプレーヤーだと考えているようだ。

　小柄な体格で繊細なボールタッチが武器のアザールは、少し下がり目の位置でボールを受けてから仕掛けていくプレースタイルを好んでいることから、メッシと比較されることも多い。

　これに対してベルギー代表アタッカーは、両者には少しの共通点があるという考えを認めつつも、この名誉ともいえる比較を断固として拒否。アザールを含むドリブルが得意な選手とメッシの間には決定的な違いがあると力説した。

「僕たちのようなドリブルを好む選手とメッシを比較するなんて、そもそも不可能だよ。たしかにメッシのように小さくて敏捷性が高い選手はいるかも知れない。けど、出場したほとんどの試合で得点を取れる選手がメッシ以外に存在するのかい?」

　アザールは今シーズン、プレミアリーグで26試合に出場して11得点2アシストという結果を残し、チームのトップスコアラーとなっている。一方でメッシはリーガで28試合25得点12アシストと、驚異的な得点力を見せている。

　ベルギー代表は27日の親善試合でサウジアラビアと対戦する。メッシとの最大の違いは得点力であると主張したアザールだが、この試合で得点を挙げてチームを勝利に導くことができるだろうか。

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