日本代表は23日にマリと、27日にウクライナと親善試合を行った。本番を前に仮想セネガル、仮想ポーランドとの戦いとなったが、1分1敗という内容に終わっている。アンデルレヒト公式は、森岡亮太が招集されたこともあり、クラブ公式メディアを通してウクライナ戦の結果について伝えた。

　アンデルレヒト公式HPは「森岡亮太はウクライナ戦に出場しなかった」という見出しで、「日本代表はウクライナ相手に1-2で敗れた。森岡はこの試合で出場機会がなかった」と綴っている。

　また、その記事では「日本代表の試合はリエージュ(ベルギー国内)で行われたため、森岡は長距離移動をする必要がなかった。日曜日にアンデルレヒトはヘントとプレーオフで戦うが、日本人MFにとって、疲労の蓄積がない状況と言える」と紹介。森岡の代表での動向を伝えたうえで、代表招集による長距離移動がなかったこと、連戦による消耗がなかったことは、アンデルレヒトにとっては喜ばしい状況と見ているようだ。

　ジュピラー・リーグのレギュラーシーズンを2位で終えたアンデルレヒトは、プレーオフでクラブ・ブルージュ、シャルルロワ、ヘント、ヘンク、スタンダール・リエージュと戦う。

　4月1日にはヘントとの一戦が控えているが、果たして森岡亮太はアンデルレヒトを勝利に導けるのだろうか。ヘントに所属する久保裕也との日本人対決は、ロシアW杯のメンバー入りに向け、絶好のアピールの場となりそうだ。