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バイエルンが2試合合計2-1で2季ぶりCL4強!!ハインケスは最多連勝記録を「13」に更新

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試合巧者バイエルンが4強入り

[4.11 欧州CL準々決勝第2戦 バイエルン0-0セビージャ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は11日、準々決勝第2戦を行い、バイエルン(ドイツ)はホームでセビージャ(スペイン)と対戦し、0-0で引き分けた。アウェーで行われた第1節に2-1で勝利したバイエルンは2試合合計2-1で上回り、2シーズンぶりの4強入り。準決勝の組み合わせ抽選会は13日に行われる。

 先勝しているバイエルンは無理なく試合を運び、前半7分、右サイド深い位置からMFヨシュア・キミッヒがクロスを入れ、FWロベルト・レバンドフスキがヘディングシュート。セビージャもショートカウンターからチャンスをつくり、前半17分、MFエベル・バネガが斜めにパスを入れ、PA内左のMFパブロ・サラビアが左足シュートを放ったが、枠を捉えられなかった。

 まずは1点が欲しいセビージャ。前半26分にも好機をつくり、縦パスをFWウィサム・ベン・イェデルが落とし、MFホアキン・コレアがスルーパス。抜け出したDFセルヒオ・エスクデロがフィニッシュまで持ち込んだが、相手の鋭い寄せに阻まれ、シュートはゴール右へ。バイエルンは前半38分、MFアリエン・ロッベンのパスを受けたMFフランク・リベリが細かいタッチで相手を外し、右足を振り抜いたが、GKダビド・ソリアのセーブに阻まれ、0-0で前半を折り返した。

 スコアレスのままでは敗退が決定するセビージャは後半14分、セットプレーからチャンスを創出する。右後方からバネガが蹴り込んだFKをゴール前のコレアがヘッドで叩いたが、シュートは惜しくもバーを叩く。互いに堅守で相手の攻撃を跳ね返すと、終盤はカウンターからロッベンが右サイドを駆け上がり、立て続けにチャンスを創出した。

 後半アディショナルタイム、セビージャは相手の突破を止めようとしたコレアのプレーが危険行為とみなされ、一発退場で万事休す。バイエルンが巧みに試合をコントロールし、0-0のまま試合終了。前人未到の6連覇を達成したドイツ王者が2試合合計2-1で上回り、2大会ぶり11度目の準決勝進出。ユップ・ハインケス監督は自身の持つ欧州CL最多連勝記録を「13」に更新した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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