香川が約3か月ぶり復帰、最終節でラスト16分間プレー
[5.12 ブンデスリーガ第34節 ホッフェンハイム3-1ドルトムント]
ブンデスリーガは12日、最終節を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でホッフェンハイムと対戦し、1-3で敗れた。2試合ぶりにベンチ入りした香川は後半29分から途中出場。2月10日のハンブルガーSV戦以来、12試合ぶりの復帰を果たした。
3位ドルトムントと勝ち点3差で追う4位ホッフェンハイムの直接対決。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権が与えられる4位以内確保へ優位な立場にいるドルトムントに対し、5位レバークーゼンと勝ち点で並ぶホッフェンハイムは是が非でも勝ち点3が欲しい状況だった。
その勢いの差か、試合はまさかの形で動く。前半26分、味方からバックパスを受けたドルトムントGKロマン・ビュルキのトラップが乱れ、慌てて出したパスがホッフェンハイムのFWアンドレイ・クラマリッチに渡る痛恨のミス。クラマリッチはPA手前からすかさず右足を振り抜き、鋭いミドルシュートをゴール左隅にねじ込んだ。
1点ビハインドで折り返したドルトムントは後半13分、左サイドから仕掛けたMFラファエル・ゲレイロの折り返しが相手に当たると、ゴール前に走り込んだFWマルコ・ロイスがこぼれ球を右足で押し込み、1-1の同点に追いついた。ところが直後の18分、ホッフェンハイムはクラマリッチのスルーパスに反応したFWアダム・サライが右足のチップキックでビュルキの頭上を抜き、すぐさま2-1と勝ち越した。
再び1点を追う展開となったドルトムントは香川が交代の準備をしていた後半28分に3失点目。ホッフェンハイムは左FKからこぼれ球をDFパベル・カデラーベクが右足で蹴り込み、3-1と突き放した。香川は直後の後半29分からMFアンドレ・シュールレに代わってピッチへ。約3か月ぶりとなる公式戦復帰を最終節で果たした。
2トップを組むロイス、FWジェイドン・サンチョとともに前線の一角でプレーした香川だが、ボールに触る回数は限られ、なかなかチャンスに絡むことができなかった。ドルトムントは後半アディショナルタイム、ビュルキに代えてGKロマン・バイデンフェラーを投入。今季限りでの現役引退を発表した背番号1が最後のピッチに立った。
試合は直後にタイムアップ。3-1で勝ったホッフェンハイムは勝ち点55でドルトムントに並ぶと、得失点差で逆転し、3位でシーズンを終えることになった。昨季の4位を上回り、クラブ歴代最高順位でフィニッシュしたホッフェンハイムはクラブ史上初の欧州CL本選への出場権も獲得。ドルトムントは5位レバークーゼンにも勝ち点で並ばれたが、からくも4位を守り、来季のCL出場権を確保した。
●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2017-18特集
ブンデスリーガは12日、最終節を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でホッフェンハイムと対戦し、1-3で敗れた。2試合ぶりにベンチ入りした香川は後半29分から途中出場。2月10日のハンブルガーSV戦以来、12試合ぶりの復帰を果たした。
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その勢いの差か、試合はまさかの形で動く。前半26分、味方からバックパスを受けたドルトムントGKロマン・ビュルキのトラップが乱れ、慌てて出したパスがホッフェンハイムのFWアンドレイ・クラマリッチに渡る痛恨のミス。クラマリッチはPA手前からすかさず右足を振り抜き、鋭いミドルシュートをゴール左隅にねじ込んだ。
1点ビハインドで折り返したドルトムントは後半13分、左サイドから仕掛けたMFラファエル・ゲレイロの折り返しが相手に当たると、ゴール前に走り込んだFWマルコ・ロイスがこぼれ球を右足で押し込み、1-1の同点に追いついた。ところが直後の18分、ホッフェンハイムはクラマリッチのスルーパスに反応したFWアダム・サライが右足のチップキックでビュルキの頭上を抜き、すぐさま2-1と勝ち越した。
再び1点を追う展開となったドルトムントは香川が交代の準備をしていた後半28分に3失点目。ホッフェンハイムは左FKからこぼれ球をDFパベル・カデラーベクが右足で蹴り込み、3-1と突き放した。香川は直後の後半29分からMFアンドレ・シュールレに代わってピッチへ。約3か月ぶりとなる公式戦復帰を最終節で果たした。
2トップを組むロイス、FWジェイドン・サンチョとともに前線の一角でプレーした香川だが、ボールに触る回数は限られ、なかなかチャンスに絡むことができなかった。ドルトムントは後半アディショナルタイム、ビュルキに代えてGKロマン・バイデンフェラーを投入。今季限りでの現役引退を発表した背番号1が最後のピッチに立った。
試合は直後にタイムアップ。3-1で勝ったホッフェンハイムは勝ち点55でドルトムントに並ぶと、得失点差で逆転し、3位でシーズンを終えることになった。昨季の4位を上回り、クラブ歴代最高順位でフィニッシュしたホッフェンハイムはクラブ史上初の欧州CL本選への出場権も獲得。ドルトムントは5位レバークーゼンにも勝ち点で並ばれたが、からくも4位を守り、来季のCL出場権を確保した。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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