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“地獄の左サイド”前哨戦に燃える長友、スイス戦で元同僚と対決か

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スイス戦で元チームメイトと対決する可能性もあるDF長友佑都

 “地獄の左サイド”は本大会前から始まる。8日の国際親善試合でスイス代表と対戦する日本代表のDF長友佑都(ガラタサライ)は元チームメイトとのマッチアップを待ちわびた。

 ロシアW杯で対戦する相手は、コロンビアのMFフアン・クアドラード(ユベントス)、セネガルのFWサディオ・マネ(リバプール)ら右サイドに強烈なアタッカーを擁する。「左サイドは地獄だらけ」と表現する長友は「でも自分の中では難しい状況のほうが燃えるし、難しい状況のほうが楽しみ」と覚悟の上だ。

 スイスは3日の国際親善試合でスペインと1-1で引き分けたが、右サイドハーフで先発したのがMFジェルダン・シャキリ(ストーク・シティ)。14年ブラジルW杯のホンジュラス戦でハットトリックを達成し、スイスのグループリーグ突破に大きく貢献したレフティーは15年1月からの半年間、インテルで長友とチームメイトだった。

「連絡も取り合っていたし、仲はいいですよ」というシャキリとのマッチアップに「左利きで、素晴らしい左足を持っている。カットインされると、特長が出る」とイメージを膨らませながら、その後方に位置する右サイドバックのDFステファン・リヒトシュタイナーのオーバーラップも警戒する。

 今季までユベントスでプレーし、来季からアーセナルへの移籍が決まったリヒトシュタイナーについて「ずっと勝負してきた相手なので楽しみ」と、セリエA時代を思い出す長友は「シャキリを消しに行きたいけど、リヒトシュタイナーもどんどん上がってくる。マークの受け渡しが難しくなるし、どう対応するかは難しい」と指摘。“地獄の左サイド”前哨戦へ、一歩も引きつもりはない。

(取材・文 西山紘平)

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