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ガラタサライ会長、長友佑都を断念?「伊人はスゴ腕の商人。最良のオファーしたが…」

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長友佑都の去就が注目される

 日本代表のDF長友佑都の完全移籍の可能性について、ガラタサライのムスタファ・ジェンキズ会長が『fcnblog.com』のインタビューでコメントを残したと、『Goal』イタリア版など複数のメディアが14日、報じている。

 ロシアW杯が開幕し、日本代表の長友もロシア入り。先日、人気アニメ『ドラゴンボール』のスーパーサイヤ人に似せた金髪の新ヘアスタイルで登場し、周囲を驚かせた長友だが、来シーズンの去就を巡り、インテルとガラタサライの間で小康状態が続いている。

 長友は今冬、ガラタサライへレンタル加入すると、レギュラーとして活躍。リーグ戦制覇に大きく貢献した。このためトルコクラブは長友の買い取りを熱望していたが、所有権を持つインテルが値下げに応じず、完全移籍に向けて暗雲が漂っている。ジェンキズ会長は長友のガラタサライ残留が厳しくなったことを明かしている。

「インテルに対し、できる限りのオファーを提示した。インテルでは、彼は序列で3番手の選手だったが、我々は彼を評価している。ナガトモは我々の案を受け入れてくれたが、クラブからレンタルは不可能だと言われた。UEFAとの状況についても伝えられた。可能な限り、最良のオファーはしたが、イタリア人がスゴ腕の商人であることは数百年前から知られている。これよりずっと高額のオファーを望んでいた」

 このことから『Goal』のイタリア編集部も、「ユート・ナガトモを失うことを甘んじて受け入れるようだ。ナガトモのインテル復帰はあり得るかもしれない。だが、金銭的にネラッズーリが満足できる条件であれば、他のクラブへ完全移籍で放出する可能性もある」と結論付けている。長友のW杯での活躍と合わせ、移籍を巡る動向は注目されるところだ。

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