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[プレビュー]ブラジルは相性抜群の相手から勝ち点3を奪えるか…コスタリカは敗れるとGL敗退決定

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ブラジルの攻撃を牽引するFWネイマール

[6.22 ロシアW杯E組 ブラジル(日本時間22日21:00)コスタリカ サンクトペテルブルク]

 ロシアW杯グループリーグ第2節4日目が22日に行われる。E組ではブラジル代表コスタリカ代表が対戦。互いに初戦で勝ち点3を逃したため、勝利が欲しい一戦となる。

 ブラジルは17日のスイスとの初戦でMFフィリペ・コウチーニョが先制点を奪ったが、後半に追いつかれて1-1のドロー。1982年スペイン大会から続いていたW杯初戦の連勝が9でストップした。

 FWネイマールはこの試合でW杯史上2番目となる10回のファウルを受けるなど、相手の執拗なマークに苦しんだ。19日には右足首の痛みを訴え、トレーニングを途中で切り上げたという報道もあったが、チッチ監督はコスタリカ戦でのスタメン出場を明言。ただ、ブラジルサッカー連盟(CBF)によると、右サイドバックのDFダニーロが負傷で欠場となるようだ。

 ブラジルは過去にコスタリカと10回対戦し、9勝1敗と相性は抜群。スイス戦以上に攻めるブラジル、守るコスタリカという構図がはっきりすると見られ、ネイマールは再び厳しいマークを受けると予想される。スイス戦で鮮やかなミドルシュートを決めたコウチーニョや、南米予選で6ゴールのネイマールを抑え、7ゴールでチーム得点王となったFWガブリエル・ジェズスら攻撃陣がエースの負担を軽減する活躍を見せられるか。

 2016年6月のチッチ監督就任後、2年間無敗でロシアW杯を迎えたブラジルだが、W杯では前回大会の準決勝ドイツ戦(1-7)、3位決定戦オランダ戦(0-3)、そして今大会初戦のスイス戦(1-1)と3試合未勝利。ここで勝ち点3を奪い、負の連鎖を断ち切りたい。

 一方、コスタリカはW杯で前回大会から5連勝中だったが、今大会初戦のセルビア戦(0-1)で記録がストップ。ブラジルに敗れると、最終節を残してグループリーグ敗退が決まる。

 データサイト『オプタ』によれば、コスタリカがW杯で南米勢に勝利したのは、2014年大会のウルグアイ戦(3-1)のみ。それ以前にも南米勢と3回対戦しているが、3戦3敗となっている。苦手の南米勢に自慢の全員守備で立ち向かい、金星を奪うことができるか。無失点の時間を長く維持し、MFクリスティアン・ボラーニョス、FWマルコ・ウレーニャら個の能力を持つアタッカー陣を生かしたカウンターでワンチャンスを仕留めたい。

■FIFAランキング
ブラジル 2位
コスタリカ 23位

■対戦成績
ブラジル 9勝1敗

■テレビ中継
テレビ朝日系

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