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反撃の口火切ったベルギー代表DF、2点をリードされ「飛行機で帰宅することを想像した」

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反撃の口火を切ったヤン・フェルトンゲン

 ベルギー代表は、2日に行われたロシアW杯決勝トーナメント1回戦で日本代表に3-2で勝利。2大会連続ベスト8進出を決めた。激闘の一戦で反撃の狼煙を上げるゴールを決めたDFヤン・フェルトンゲンは、2点のビハインドになったときに「ロシアから飛行機で帰宅することを想像した」という。ブラジルの『グローボ』が伝えている。

 日本とラウンド16で激突したベルギーは、後半開始早々に原口元気と乾貴士のゴールで2ゴールを許してしまう。しかし、69分にフェルトンゲンのヘッドで1点を返すと、74分に途中出場のMFマルアン・フェライニのヘッドも炸裂。終了間際には、高速カウンターからこちらも途中出場のナセル・シャドリの一撃で日本を振り切り、8強入りを決めた。

『グローボ』は「フェルトンゲンにとって決して忘れられない一日となった」という見出しで、ベルギー代表DFのコメントを紹介。試合後にベルギー公共放送『RTBF』のインタビューに応じたフェルトンゲンは「0-2とされたときに、ロシアから飛行機で帰宅することを想像した」と語った。

 しかし「幸いなことに、僕たちのグループには精神的な強さがあった。スコアで可能性がほとんどなくなったとしても戦い続けたんだ」と、不屈の精神でゴールを目指した。

 そして「フェライニとシャドリが入り、システムが変わった。そしてゲームの流れは変わったね。1点を返したヘッドは少し運があったのは事実だよ」と振り返った。

 ベルギーは6日にサッカー王国のブラジルとベスト4を懸けて激突する。優勝を狙う“赤い悪魔”にとっては、超えなくてはならない壁だ。フェルトンゲンは「ブラジルと対戦するというのは特別な感情がある。僕たちは準備ができているよ」と決戦に向けて並々ならぬ意気込みを口にしていた。

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