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[MOM3002]松本国際MF原田夢人(3年)_決して崩れない髪型で気合十分!! 「狙った」意表突く先制弾

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松本国際高MF原田夢人(3年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.26 選手権長野県予選準決勝 松本国際高5-0長野日大高 サンアル]

 指揮官は言う。「ラッキーだった」と。しかし、試合の流れを大きく左右した先制点を奪った松本国際高MF原田夢人(3年)は「狙った」と胸を張った。

 序盤から攻勢をかけた松本国際に先制点がもたらされたのは前半7分だった。左サイドでボールを受けた原田が蹴り出したボールは、グングンとゴールマウスへと向かっていく。チームを率いる勝沢勝監督が「ラッキーだった」と振り返ったように、キックミスかと思われたが、本人は「狙った」とキッパリ。そして、「軌道を見て『キタ!!』と思った」というボールはGK内山陽日(2年)にキャッチされることなく頭上を越え、そのままゴールマウスへと吸い込まれた。

 この1点でチームは勢いに乗った。前半19分にMF務台廉(3年)が加点すると、同アディショナルタイムには「練習通り」と原田のピンポイントのCKをDF小山成格(3年)がヘディングで叩き込み、前半だけで3点のリードに成功。前半は左サイドハーフの位置で出場した原田は、後半は本職である右SBでプレー。19日に行われた準々決勝・駒ヶ根工高戦は負傷で欠場しており、この日は「足がつりかけた」ために後半23分にピッチを後にした。指揮官は「良くやってくれた」と労うとともに、「今日だけで終わらなければいいけどね(笑)」と決勝戦での躍動にも期待している。

 試合後、取材に応じた原田は激しい戦いを終えた後だったが、髪型は一切崩れていない。総体の時期は坊主だったようだが、1か月位前から現在の髪型にして、「家でワックスとスプレーを使って10分くらい」で強固にセット。「前髪を上げるのが好き。前髪を上げると気持ちも上がる。見た目から気合を入れたいというのが自分にはあるので、決勝もこの髪型で気合入れて頑張ります」とニヤリ。

 今夏出場した高校総体では1回戦で敗退と不完全燃焼に終わった。だからこそ、最後の舞台に賭ける思いは強い。「絶対に長野で優勝して、新たな歴史を作りたい」と松本国際として選手権初出場を果たし(名称変更前の創造学園高時代に2度出場)、悔しさを味わった全国の舞台に再び立ちたい。

(取材・文 折戸岳彦)
●【特設】高校選手権2019

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