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169センチのリキ・プッチ、出場2分で決めたラ・リーガ初得点はヘディング弾!「シュールだった」

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バルセロナMFリキ・プッチ、ラ・リーガ初得点はヘディング弾

 24日のラ・リーガ第20節、バルセロナは敵地マルティネス・バレロでのエルチェ戦に2-0で勝利した。この試合ではMFリキ・プッチが、ラ・リーガ初得点を記録。それも、何とヘディングシュートでのゴールだった。

 この試合の87分から出場を果たしたリキ・プッチ。卓越した足元の技術が売りのバルセロナの下部組織出身選手だが、記念すべきラ・リーガ初得点はヘディングシュートだった。右サイドを突破したMFフレンキー・デ・ヨングのクロスに反応すると、169センチの身体を飛び上がらせて、頭を振ってネットを揺らしている。

 試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたリキ・プッチは、ゴール直後に見せた若さあふれる満面の笑顔を再び見せて、次のように語った。

「頭で決めるなんて、シュールだね。たぶん、カデテ(U-15)以降は決めていないんじゃないかな。ゴールを決めること自体に苦労を強いられてるんだけど、頭で決められるなんてね!」

 バルセロナの次代を担うとも評される21歳のリキ・プッチだが、ロナルド・クーマン監督からレンタル移籍を勧められながら残留した背景もあり、出場機会が限定されている。しかし選手本人は前向きに練習に取り組み、出場機会を増やすことを目指しているようだ。

「難しいシーズンになっているけど、父が言うように学び続けて、闘い続けなければならない。すべては、最高の選手になるためだ」

「もちろん、ここに自分の居場所があると示すために闘いたい。出場機会が少ない選手は、それを与えられるときに楽しんでプレーして、未来があることを示さなくてはならない。問題は何もないよ。今日はゴールを記録して、試合を決定づけられた。少ししか出番はなかったけど、重要な活躍を見せられたと思うよ」

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