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MF伊東純也、目標達成の12ゴール10アシストも「もっと数字の面でも伸ばせる」

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日本代表MF伊東純也(ゲンク)

 日本代表MF伊東純也(ゲンク)は今季のベルギーリーグで10ゴール12アシスト(プレーオフを含めると11ゴール16アシスト)を挙げ、目標としていた10ゴール10アシストを上回る活躍を見せた。それでも「目標だった結果は達成したけど、まだまだもっと数字の面でも伸ばせると思う」ときっぱり。「それ以外の仕掛けの部分でも確率を上げられるし、ドリブルでも仕掛けたら取られないレベルまで行ければ」とさらなる成長を誓った。

 伊東は日本代表合宿3日目の26日、オンライン取材に対応。28日のカタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(フクアリ)に向け、「まずは1点目を取ることが大事だと思う。前回(19年9月のアウェー戦)は2-0でそこまで点差も開かなかった。まだ何も決まっていないので集中してまずは予選突破できるように全力で臨みたい」と意気込みを語った。

 森保一監督からは「いつもやっていることをやってほしいと言われている」といい、伊東自身も「クラブでやってきたことをこっちにも還元したいし、ゴールに絡むプレーでチームにしっかり貢献したい」と普段どおりを強調。攻撃陣の顔ぶれが変化する中での活動が続いているが、「ほぼ全員やったけど誰とでも大丈夫でした」と不安はない。

 堂々とした姿勢の裏には、ベルギーで積み上げてきた自信が垣間見える。「チャンスがあれば上のリーグでやりたいとは思うけど、ゲンクも良いチームなので、五大リーグのどのチームに行くかが問題だと思っている」。ステップアップを期待する声にもそう冷静に答えた伊東は「個人としての能力はおのおの上げないといけない。どこにいてもそれはできると思うし、一日一日を大切にしたい」と自身のレベルアップにこだわるつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
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