イングランド代表のGKジョーダン・ピックフォードが、同国代表の連続無失点記録を更新した。

　ピックフォードは、昨年11月18日に行われたUEFAネーションズリーグのアイスランド戦から無失点を継続。欧州選手権(EURO2020)のグループリーグ3試合、決勝トーナメント2試合でも安定したセーブでゴールに鍵をかけ、無失点記録を691分間としていた。

　7日に行われたEURO2020の準決勝デンマーク戦(○2-1)では前半30分、FWミッケル・ダムスゴーアに直接フリーキックを叩き込まれて失点。昨年から続いていた無失点記録は721分間で止まったが、データサイト『Opta』によれば、これまでゴードン・バンクス氏が持っていたイングランド代表連続無失点記録の720分間を1分更新し、新記録を樹立。偉業を達成したという。

　なおOptaの情報によれば、これまでの欧州選手権、ワールドカップで6試合完封したチームはなく、ピックフォードは世界的偉業達成まであと一歩に迫っていた。

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