イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は1996年大会以来となる欧州選手権(EURO2020)ベスト4進出を決めたチームを称賛した。

　イングランド代表はEURO2020決勝トーナメント1回戦でドイツ代表を相手に歴史的な一勝を挙げると、3日に行われた準々決勝でウクライナ代表に4-0で勝利。25年ぶりとなる4強入りを果たしている。

　サウスゲート監督は「ドイツ戦の雰囲気を再現することは非常に困難だった」と振り返りつつ、「ここに来て、これまでとは違った準備をして歴史的なスタジアムでプレーし、天候に恵まれてサッカーに適した夜を過ごしたことが選手たちを鼓舞し、それが素晴らしいパフォーマンスにつながったのだと思う」と称えた。

「これだけの規模のグループを維持し、満足させ、価値を感じさせることは非常に難しいことだが、彼らはグループのために自分を犠牲にし、グループの重要性を理解しているという点で驚異的だった」

「私たちが準決勝に進出できたのは、多くの面でそういう精神があったからだ。もちろん、プレーの質も重要だが、彼らのような精神がなかったために大会から脱落してしまった国をたくさん見てきている。選手たちは自分たちが特別なものをもっていると認識しなければならない」

イングランド代表は7日(日本時間8日)の準決勝でデンマーク代表と対戦する。

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