フランスが2点ビハインドから大逆転! ネーションズリーグ決勝へ! ベルギーはまたしても国際大会の栄冠遠く
FW
[10.7 UNL準決勝 ベルギー2-3フランス]
UEFAネーションズリーグ2020-21は7日に準決勝を行った。ベルギー代表とフランス代表の対戦は、フランスが3-2で勝利。前半2点ビハインドをひっくり返した。
FIFAランク首位のベルギーと、4位のフランスの大一番。2018年ロシア・ワールドカップでは、準決勝で対戦しており、フランスが1-0で勝利を収めている。ネーションズリーグに舞台を変え、再び両者が準決勝で相まみえた。
国際主要大会での初優勝を目指すベルギーは、3-4-3の布陣。GKティボー・クルトワに、3バックはDFトビー・アルデルワイレルト、DFジェイソン・デナイヤー、DFヤン・フェルトンゲンが並ぶ。ボランチ2枚はMFアクセル・ビツェルとMFユーリ・ティーレマンス。右WBはMFティモシー・カスターニュ、左WBはMFヤニック・カラスコを配置する。前線3枚は右にMFケビン・デ・ブライネ、左にFWエデン・アザール、1トップにFWロメル・ルカクが入った。
フランスは、MFエンゴロ・カンテが新型コロナウイルス陽性で招集外。3-4-1-2の布陣を敷き、GKはウーゴ・ロリス。3バックはDFジュール・クンデ、DFラファエル・バラン、DFリュカ・エルナンデスが並ぶ。ボランチ2枚はMFポール・ポグバとMFアドリアン・ラビオ。右WBはDFバンジャマン・パバール、左WBはMFテオ・エルナンデスを置き、トップ下にFWアントワーヌ・グリーズマン。2トップはFWカリム・ベンゼマとFWキリアン・ムバッペを起用した。
序盤から激しい攻防を繰り広げる両者。前半37分に試合が動く。ベルギーはデ・ブライネが左サイドに展開。カラスコがPA左に入り、1対1を仕掛ける。カットインでパバールをかわし、右足シュート。低い弾道はニアサイドに突き刺さり、先制に成功した。
さらに、ベルギーは前半40分に追加点を挙げる。デ・ブライネの縦パスをPA手前のルカクが跨ぎながらスルー。PA右に入り込むと、角度のないところから右足シュートを叩き込む。ニアサイドをぶち抜き、2-0と点差を広げた。
前半はベルギーが2-0のリードで折り返す。後半はさらに攻防が過熱していく。
フランスは後半13分、ムバッペがカラスコとの1対1で抜き去り、右サイドを突破。PA中央に折り返すと、ニアサイドに詰めたグリーズマンが押し込むが、わずかにゴール外に外れた。すると、得点の匂いを漂わせるW杯王者は、後半17分に得点を生む。
フランスは両サイドから様子を見つつ、縦パスを通して攻撃に出る。PA手前でボールを奪われるが、ムバッペが奪い返し、PA左に進入。相手のマークをかわしつつ、PA中央に折り返すと、ベンゼマが収める。狭いエリアでマークをかわし、体勢を崩しながら左足シュート。ボールはゴール右隅に入り、フランスが1-2と点差を縮めた。
そして、フランスに絶好機到来。後半22分にグリーズマンが敵陣PA内でティーレマンスに倒される。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでファウルが認められ、PKを獲得した。キッカーはムバッペ。EURO2020決勝トーナメント1回戦・スイス戦(●3-3/PK4-5)でPK失敗の“戦犯”となったエースは、右足を振り抜き、汚名返上の同点ゴールを挙げた。
ベルギーは後半25分にティーレマンスを下げ、MFハンス・バナーケンを投入。29分にはアザールに代えてFWレアンドロ・トロサールを入れた。フランスも30分にラビオを下げる。MFオーレリアン・チュアメニを入れている。
フランスの猛攻を耐えたベルギーだが、後半42分に一瞬の隙を突く。パスを受けたカラスコが左サイドから突破。浅い位置でクロスを上げると、走り込んだルカクがワンタッチで押し込んだ。しかし、これはノーゴール。ルカクにオフサイドが認められ、ベルギーは勝ち越しできなかった。
すると、フランスが反撃。ムバッペ、グリーズマンと右サイドを細かいパスで突破し、最後はパバールがクロスを上げる。しかし、跳ね返されると、PA手前のT・エルナンデスが拾う。冷静にゴールを見定め、左足を一閃。クルトワの手をはじき、ゴール右に突き刺した。
試合は劇的に終了。フランスが3-2で大逆転勝利を収め、10日に行われるスペインとの決勝に駒を進めた。スペインは同日のイタリアとの3位決定戦に臨む。
●UEFAネーションズリーグ20-21特集
●EURO2020特集
UEFAネーションズリーグ2020-21は7日に準決勝を行った。ベルギー代表とフランス代表の対戦は、フランスが3-2で勝利。前半2点ビハインドをひっくり返した。
FIFAランク首位のベルギーと、4位のフランスの大一番。2018年ロシア・ワールドカップでは、準決勝で対戦しており、フランスが1-0で勝利を収めている。ネーションズリーグに舞台を変え、再び両者が準決勝で相まみえた。
国際主要大会での初優勝を目指すベルギーは、3-4-3の布陣。GKティボー・クルトワに、3バックはDFトビー・アルデルワイレルト、DFジェイソン・デナイヤー、DFヤン・フェルトンゲンが並ぶ。ボランチ2枚はMFアクセル・ビツェルとMFユーリ・ティーレマンス。右WBはMFティモシー・カスターニュ、左WBはMFヤニック・カラスコを配置する。前線3枚は右にMFケビン・デ・ブライネ、左にFWエデン・アザール、1トップにFWロメル・ルカクが入った。
フランスは、MFエンゴロ・カンテが新型コロナウイルス陽性で招集外。3-4-1-2の布陣を敷き、GKはウーゴ・ロリス。3バックはDFジュール・クンデ、DFラファエル・バラン、DFリュカ・エルナンデスが並ぶ。ボランチ2枚はMFポール・ポグバとMFアドリアン・ラビオ。右WBはDFバンジャマン・パバール、左WBはMFテオ・エルナンデスを置き、トップ下にFWアントワーヌ・グリーズマン。2トップはFWカリム・ベンゼマとFWキリアン・ムバッペを起用した。
序盤から激しい攻防を繰り広げる両者。前半37分に試合が動く。ベルギーはデ・ブライネが左サイドに展開。カラスコがPA左に入り、1対1を仕掛ける。カットインでパバールをかわし、右足シュート。低い弾道はニアサイドに突き刺さり、先制に成功した。
さらに、ベルギーは前半40分に追加点を挙げる。デ・ブライネの縦パスをPA手前のルカクが跨ぎながらスルー。PA右に入り込むと、角度のないところから右足シュートを叩き込む。ニアサイドをぶち抜き、2-0と点差を広げた。
前半はベルギーが2-0のリードで折り返す。後半はさらに攻防が過熱していく。
フランスは後半13分、ムバッペがカラスコとの1対1で抜き去り、右サイドを突破。PA中央に折り返すと、ニアサイドに詰めたグリーズマンが押し込むが、わずかにゴール外に外れた。すると、得点の匂いを漂わせるW杯王者は、後半17分に得点を生む。
フランスは両サイドから様子を見つつ、縦パスを通して攻撃に出る。PA手前でボールを奪われるが、ムバッペが奪い返し、PA左に進入。相手のマークをかわしつつ、PA中央に折り返すと、ベンゼマが収める。狭いエリアでマークをかわし、体勢を崩しながら左足シュート。ボールはゴール右隅に入り、フランスが1-2と点差を縮めた。
そして、フランスに絶好機到来。後半22分にグリーズマンが敵陣PA内でティーレマンスに倒される。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでファウルが認められ、PKを獲得した。キッカーはムバッペ。EURO2020決勝トーナメント1回戦・スイス戦(●3-3/PK4-5)でPK失敗の“戦犯”となったエースは、右足を振り抜き、汚名返上の同点ゴールを挙げた。
ベルギーは後半25分にティーレマンスを下げ、MFハンス・バナーケンを投入。29分にはアザールに代えてFWレアンドロ・トロサールを入れた。フランスも30分にラビオを下げる。MFオーレリアン・チュアメニを入れている。
フランスの猛攻を耐えたベルギーだが、後半42分に一瞬の隙を突く。パスを受けたカラスコが左サイドから突破。浅い位置でクロスを上げると、走り込んだルカクがワンタッチで押し込んだ。しかし、これはノーゴール。ルカクにオフサイドが認められ、ベルギーは勝ち越しできなかった。
すると、フランスが反撃。ムバッペ、グリーズマンと右サイドを細かいパスで突破し、最後はパバールがクロスを上げる。しかし、跳ね返されると、PA手前のT・エルナンデスが拾う。冷静にゴールを見定め、左足を一閃。クルトワの手をはじき、ゴール右に突き刺した。
試合は劇的に終了。フランスが3-2で大逆転勝利を収め、10日に行われるスペインとの決勝に駒を進めた。スペインは同日のイタリアとの3位決定戦に臨む。
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