[11.3 J1第34節 川崎F1-1浦和 等々力]

　昨季に続き、リーグの頂点に立った。チーム得点王の川崎フロンターレFWレアンドロ・ダミアンは「素直にとても嬉しく思っています」と喜びを表した。

　圧倒的な強さを示した昨季は「複数得点を重ねるような試合を繰り返せた」が、今季は「いろいろな環境の中で難しいシーズンとなった」と振り返る。特に田中碧と三笘薫という主軸が海外移籍して「チームが新しくなるところからスタート」した中盤戦には第24節から第26節まで3試合未勝利を味わい、第26節福岡戦では今季唯一の黒星も喫した。

　苦しい時期も味わった。しかし、「自分たちの目標を掲げて戦い続けることで、今日の結果につながったと思う」と、走り続けたチームは再びJ1リーグを制することになった。

「最大の目標はチームの一員として優勝することなので、タイトルを取れたこと、チームメイトとサポーターの皆さんとホームで喜び合えたことを嬉しく思います」

　優勝は決めたが、リーグ戦は4試合残されている。自身は今季17得点を挙げており、18得点で得点ランクトップに立つFW前田大然(横浜FM)を1点差で追う状況だ。「チームの力になることが最大の目標。ただ、残り4試合で自分が得点を重ねられれば嬉しいし、それがチームの力になればより嬉しい」とチームを勝利へと導くゴールを狙っていく。

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