シャルケでプレーする日本代表DF板倉滉は現地時間18日に行われたブンデスリーガ2部第18節ハンブルガーSV(HSV)戦で2試合連続ゴールをマーク。ドイツ誌『キッカー』ではマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)、同節ベストイレブンに選ばれた。

　前節ニュルンベルク戦でドイツでの初ゴールを記録した板倉。4-1でのホームの快勝で3点目の起点をつくると、アディショナルタイムには味方との見事な連携から華麗なコントロールシュートを決めていた。そして、試合早々に先制されたHSV戦では87分、CKの場面でFWマリウス・ビュルターがペナルティエリアで巧みなトラップを見せると、そのパスをファーに流し込んで敵地での勝ち点1獲得の立役者となった。

『キッカー』はその他にも惜しいヘディングシュートを放った板倉のパフォーマンスを「2」とチーム最高タイと評価した上でMOMにも選出。プレーについては「本職を確実にこなしたことに加え、前線でも危険性を発揮し、同点弾を奪った」との寸評が記されている。さらに唯一のシャルケからのメンバーとして第18節ベストイレブンにも選ばれ、前節に続く2度目の選出となった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

　なお、一年での1部復帰を目指すシャルケはこの結果、3位HSVと同じ勝ち点30の4位に位置。1位ザンクト・パウリとのポイント差は「6」、2位ダルムシュタットとのポイント差は「5」。1月16日に行われる第19節ではホルシュタイン・キールをホームに迎える。

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