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Jリーグ不調も神戸はACL白星発進!郷家&井上弾で傑志を振り切る

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[4.19 ACLグループJ 神戸2-1傑志 ブリーラム]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループJで、{ヴィッセル神戸傑志(香港)を2-1で下して、白星発進を決めた。チェンライ・U(タイ)との第2戦は22日に行う。

 神戸はACL本戦はプレーオフを勝ち上がっての2年ぶりの出場となる。タイで行うグループJを戦うことになっているが、同組の上海海港(中国)が出場を辞退。残り3チームでの争いに変更され、本来神戸は16日に初戦を迎える予定だったが、この日に変更となった。なおMFアンドレス・イニエスタはグループリーグは帯同しないことになっている。

 J1リーグ今季未勝利と絶不調の神戸だが、延長戦で勝利した3月15日のACLプレーオフ以来となる勝利で白星発進を決めた。

 神戸の先制点は前半15分、左サイドからFWボージャン・クルキッチが上げたボールにニアにFW大迫勇也が飛び込む。これはGKに防がれるが、こぼれ球をFW郷家友太が蹴り込んで、スコアを動かした。

 その後も神戸はチャンスを作るが、前半29分のMF中坂勇哉の右クロスを大迫が合わせたシュートは、惜しくもオフサイド。前半のポゼッション率が75%を超えるなど圧倒的に支配するが、得点は1点のみに終わる。

 後半もボールを保持したのは神戸だったが、得点はなかなか奪えない。しかしようやく後半40分、MF汰木康也が個人技で左エリア内を突破。相手を引き付けて逆サイドにクロスを送ると、フリーになっていたMF井上潮音がダイレクトで押し込んで、勝利をグッと引き寄せる。同アディショナルタイム1分に1点を返された神戸だが、逃げ切って白星発進を決めた。
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