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[MOM3814]西武台FW竹内奏海(1年)_前橋育英相手にハット!得点王へ、2戦4発

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後半25分、西武台高FW竹内奏海が右足で決勝点

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.24 関東Rookie LeagueAリーグ第2節 西武台高 3-2 前橋育英高 時之栖うさぎ島G]

 矢板中央高との開幕戦で先制点。その試合後、「得点王」を目標に掲げていた西武台高FW竹内奏海(大宮アルディージャU15出身)が、第2節でハットトリックを達成した。それも対戦相手は、プレミアリーグ勢の前橋育英高。竹内は「(前橋育英は)昨日も勝っていて強いの分かっていたので、きょうどうなるかと思っていたので、(3得点できて)嬉しかったです」と微笑んだ。

 まずは0-1の前半16分、FW泉谷俊のクロスから「良いクロスが来て、合わせるだけでした」という同点ゴール。34分には「石井(汰一)君のシュートだと思うんですけれども、このままじゃGKに取られると思って、自分で滑り込んで合わせた感じでした」という一撃で2点目を挙げた。

 そして、2-2に追いつかれて迎えた後半25分、相手のビルドアップをインターセプト。そのままドリブルで独走し、GKとの駆け引きから右足シュートをゴール左隅へ流し込んだ。

 今大会一番乗りとなるハットトリックを達成した背番号9は、チームメートに感謝する。「相手凄く上手くて守備の時間とか多かったんですけれども、仲間がしっかり跳ね返してくれたり、繋いでくれたりして、自分が決めれて、勝利できて、とても嬉しいです」。竹内は前線での守備やボールを収める部分でもチームに貢献。調子も良いという竹内は、強敵からの3発でさらに勢いづきそうだ。

「この後も得点王を狙って、全試合勝ちたいと思います」。背後への抜け出しや決定力が魅力のストライカーは、ハードワークでチームに貢献することを忘れず、その上でゴールを重ねて目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)
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