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「SNSは役立つよりも傷つくことのほうが多い」ネイマール、自身へのブーイングに持論

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パリSG所属のブラジル代表FWネイマール

 パリSGのブラジル代表FWネイマールが、自身に対するブーイングやワールドについて語っている。

 パリSGは今季リーグアン制覇を成し遂げたものの、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では決勝トーナメント1回戦でレアル・マドリー相手に逆転敗退。この結果、ネイマールやFWリオネル・メッシがある種の“スケープゴート”とされ、一部サポーターからブーイングを浴びる試合も多かった。

 そんなブーイングについて、ネイマールはフラメンゴMFジエゴ・リバスとのライブ配信において「もちろん誰だってブーイングされたくないし、ホームでプレーしているならなおさらだよ」と前置きしつつ、SNSについても語っている。

「悲しいことだよ。でも、どこかで強さを見せないと。今の自分を支えてくれた人たちを思い出し、その人たちのためにプレーしようと思うんだ。ブーイングに影響されるわけにはいかないし、家族を失望させるわけにもいかないんだ。ファンのためにプレーできる試合もあるし、すべてがうまくいっているときもある。そして、ブーイングもある。僕は家族のために自分をしっかり保っているんだ」

「ソーシャルメディアというのは……役に立つよりも、傷つくことのほうが多いと思うね。良いプレーをした後にそれについて色々と読めば、良いニュースばかりで笑顔になるね。でも、うまくプレーできなかった時は自分にとって良くない。そういう時を乗り越えるために助けてくれる人が誰もいないとなると、本当に苦しいよ。今の時代、SNSは非常に危険なものなんだ」

 そしてネイマールは、ブラジル代表として臨むことが濃厚な2022年カタール・ワールドカップにも言及。「パリSGでチャンピオンズリーグを優勝したかったけど、それはできなかった。だから今、ワールドカップ優勝とともに2022年を締めくくりたい」とし、意気込みを語っている。

「すべてがうまくいって“ブラジルのワールドカップ”にできるよう、心身ともに準備している。そのために僕の人生を捧げるつもりだ。もう2回(ワールドカップを)戦っているし、仕組みはわかっているよ。チャンスを逃すわけにはいかないんだ」

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