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アリソンに猛然と詰めた前田大然「あれを外に逃げられたのは相手の上手さ」

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代表初ゴールを狙うFW前田大然

 2日のパラグアイ戦(○4-1)は後半開始から、6日のブラジル戦(●0-1)は後半21分から途中出場した日本代表FW前田大然(セルティック)だが、ゴールという結果は残せず、「特にパラグアイ戦では決定機を外してしまったので、今は本当に悔いしか残ってない」と唇を噛んだ。

 パラグアイ戦の後半37分、MF鎌田大地の突破からゴール前にこぼれてきたボールに前田が反応。押し込むだけという形だったが、左足のボレーシュートは大きくゴール上に外してしまった。「ああいうのを決めていたら(評価も)“良かった”となると思うし、あとちょっとのところ。あと2試合でチャンスがあれば挽回したい」と、キリン杯2試合での代表初ゴールを誓った。

 ブラジル戦については「ボールにそんなに関わっていないけど、関わらせてくれなかったというのが一番の印象。スピードを生かす前の段階でシャットアウトされた」と悔やんだ。前線からのプレスという部分では前田の良さも出た。バックパスを受けたGKアリソンに猛然とプレッシャーをかけ、相手が慌てて外に蹴り出すシーンもあった。

「何ならあれは足に当ててゴールに入れるというのを想像していた。それができなかったのは相手の上手さ。足に当ててゴールというのはいつも狙っている形だし、あれを外に逃げられたのは、そういう意味でも相手の方が上なのかなとあの一つのプレーで感じた」

 FW大迫勇也が招集外となった今シリーズは前田以外にもFW浅野拓磨、FW古橋亨梧、FW上田綺世という1トップ候補が招集されている。生き残りのためにも求められるのはゴール。「(W杯が)近づいたという感触はまったくない」と危機感を強めるストライカーは「1試合目でチャンスを逃しているし、チャンスは何回もあるわけじゃない。仕留めるときに仕留めないとダメ。チャンスがあればしっかり狙っていきたい」と意気込んだ。

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