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PK戦までもつれた死闘を制したのは湘南!! C大阪撃破で天皇杯8強入り

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[8.2 天皇杯4回戦 C大阪 1-1(PK4-5) 湘南 ヨドコウ]

 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会の4回戦が2日、全国各地で行われた。ヨドコウ桜スタジアムではセレッソ大阪と対戦した湘南ベルマーレが1-1で迎えたPK戦を5-4で制し、ベスト8進出を決めた。

 前半10分に好機を迎えたのは湘南だった。スルーパスから左サイドに抜け出したFW大橋祐紀がPA内に侵入すると、DFマテイ・ヨニッチのファウルを誘ってPKを獲得。このPKを大橋自らがきっちり沈め、湘南が先制に成功した。

 前半23分にはC大阪に好機。左サイドから送られたグラウンダーのクロスがファーサイドまで抜け、DF松田陸がPA内でフリーに。右足で放った鋭いシュートは枠を捉えたものの、カバーに入ったMF田中聡のクリアに遭ってネットを揺らすには至らなかった。

 前半終盤にはFKの流れからC大阪が波状攻撃を仕掛けるが、枠を捉えたシュートをGKソン・ボムグンが立て続けに阻み、前半は湘南がリードしたまま折り返した。

 1-0のまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負うC大阪はMF鈴木徳真に代えてMF香川真司をピッチへと送り込んだ。さらに16分にはFW北野颯太とDF毎熊晟矢を投入し、状況を打開しようと試みる。

 すると、アディショナルタイムにMFカピシャーバがPA内でファウルを受けてC大阪がPKを得る。キッカーを務めたFWレオ・セアラがきっちり蹴り込み、C大阪が土壇場で追い付いた。

 延長戦ではスコアが動かなかった試合は1-1で120分間を終え、PK戦に突入する。ともに4人ずつが成功し、5人目と6人目が失敗。先攻・湘南7人目のDF松村晟怜が成功すると、後攻・C大阪7人目のMF新井晴樹のシュートをソン・ボムグンがストップし、湘南が5-4でPK戦を制した。

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