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「僕らは今、夢を見ている」ジャイキリ立役者のスイス主将MFジャカ、準々決勝は出場できず

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勝利を喜ぶ主将MFグラニト・ジャカ

[6.28 EURO決勝T1回戦 フランス3-3(PK4-5)スイス ブカレスト]

 欧州サッカー連盟(UEFA)は28日、同日に行われた欧州選手権(EURO2020)決勝トーナメント1回戦のスイス代表フランス代表(3-3、PK5-4)で、スイスのキャプテンを務めるMFグラニト・ジャカ(アーセナル)をスター・オブ・ザ・マッチに選出した。UEFAテクニカル・オブザーバーは「彼は中盤で攻守ともに、とても印象的だった。チームにとっての真のリーダーであり、優れたコミュニケーション能力とマネジメント能力を持っている」と称賛の言葉を送っている。

 ボランチで先発フル出場したジャカは2-3の後半45分に起死回生の同点ゴールをアシストするなど、PK戦を制してのジャイアントキリングに貢献。スイスは史上初のベスト8進出となった。

 UEFAによると、ジャカは「素晴らしいね。今夜、僕たちは歴史を作った。みんな誇りに思っているよ」とコメント。自身はこの試合で受けたイエローカードにより、7月2日の準々決勝スペイン代表戦は累積警告で出場できないが、「僕らはこの国のサッカーの歴史を作った。準々決勝はスペインだから難しいだろうが、僕たちは今、夢を見ている」と快挙達成の喜びに浸った。

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