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[フットサルW杯2012]大会3日目ハイライト ロシアが16ゴールで大勝

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 フットサルW杯は3日、大会3日目を迎えてグループEとグループFの計4試合を行った。前回W杯で4位に入り、今大会でも優勝候補の一角に挙げられているロシアは、ソロモン諸島と対戦し、16-0で圧勝した。とはいえ、前回大会でも両チームは対戦しているが、そのときは31-2というスコアであり、当時からはソロモン諸島も大きく成長したと言えるだろう。ちなみに、ソロモン諸島戦では、かつて極めて短期間、日本でもプレーしていたFPエデル・リマが7ゴールを叩き出しており、得点ランキングの首位に躍り出た。

 同じF組のもう一試合では、グアテマラがコロンビアと対戦。前半を1-2とビハインドで折り返したグアテマラだが、後半9分にFPアルマンド・エスコバルが同点ゴールを決めると、その2分後には第2PKをFPアラン・アギラールが決めて逆転。その後も前線からプレスを掛けたグアテマラは、ショートカウンターから追加点を重ね、W杯初出場のコロンビアの挑戦を退けている。

 グループEでは、チェコがAFCアジア選手権で4位となったクウェートと対戦した。前半5分に左サイド角度のないところからFPコペッキーが左足でゴールで先制したチェコは、後半2分にも相手のミスを逃さず、FPベレジが追加点を挙げる。同15分にもカウンターから1点を重ねたチェコは、勝利を決定づけたかと思われた。ところが、残り3分を切ってからクウェートの猛反撃にあう。後半18分にカウンターの失敗から、逆にカウンターを受けて1点を返されると、その2分後にもFPアブドルラフマン・アルタワイルのシュートをGKゲルカクが後逸してしまう。これで1点差に詰め寄られたが、残り40秒を耐え凌ぎ、辛くも勝利した。また、エジプト対セルビアの一戦は、CKから先制したセルビアが、その後に2点を加えて3-0とリードをする。エジプトの反撃を1点に抑えて、3-1で勝利した。

 大会4日目の4日には、グループCのポルトガル対日本の他、ブラジル対リビア、グループAのパラグアイ対コスタリカ、タイ対ウクライナの試合が行われる。

[大会3日目の記録]
▽グループE
チェコ 3-2 クウェート
エジプト 1-3 セルビア

▽グループF
グアテマラ 5-2 コロンビア
ロシア 16-0 ソロモン諸島

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