beacon

[MOM4084]東邦DF岡田結希(3年)_痛恨PK献上を取り返す「気持ちで決めた」延長戦V弾!

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF岡田が延長前半2分に決勝点を決めた

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by sfida]
[11.5 高校選手権愛知県予選準決勝 東邦2-1(延長)愛工大名電 CSアセット港サッカー場]

 決勝点が生まれたのは延長前半2分だった。右サイドでCKを獲得した東邦高は、シュートコーナーからリターンを受けたDF名古屋佑之介(1年)がクロスを上げる。これに走り込んだDF岡田結希(3年)がバックヘッド気味に頭に当てて、ゴールに流し込んだ。

 岡田は後半6分に痛恨プレーを犯していた選手だった。エリア内で相手FW高木和(2年)を倒してしまい、PKを献上。これを決められて同点とされ、延長戦までもつれ込んでいた。「追いつかれた原因が僕で、取り返すしかないと思っていた。気持ちで決めた感じです」。試合後は涙を拭う場面も見られた岡田だが、控室に戻ると笑顔をみせていた。

 東邦高はかつて市立船橋高を率いた石渡靖之氏を2020年に総監督に向かえて、愛知東邦大と連携した強化を開始。現3年生は、石渡氏の指導を3年間受けた世代で、このまま東邦大に進んで現体制の指導を受け続けることになる選手も複数いるという。

 岡田もこのまま東邦大に進学し、プロ選手を目指したいという夢を持つ。そのためにも高校生活最後の大会で結果を残して、自信を持って大学サッカーに向かいたいという。「決勝では自分は守備の選手なので、まずは無失点に抑えたい。CKでチャンスがあればやってやろうとは思いますが、全国に行けるように頑張りたいです」。勝てば4年ぶりの選手権出場となる決勝は12日に行われ、東海学園高と対戦する。 

★高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチを応援するsfidaは、第101回全国高校サッカー選手権大会のオフィシャルパートナーです。


 挑戦し続ける若者を応援したい、挑戦の先にある新たな扉を開くサポートをしたい、そんな想いから第100回大会より全国高校サッカー選手権へ協賛。日本一を目指す高校生たちの挑戦を全力でサポートいたします!

sfida 2022秋冬COLLECTIONはこちら

(取材・文 児玉幸洋)

●【特設】高校選手権2022

TOP