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1年ぶり代表戦も…岩渕「足の長さを感じてるだけで終わった」

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[7.19 国際親善試合(女子) 日本0-2フランス パリ]

 悔しい復帰戦となった。日本女子代表(なでしこジャパン)のFW岩渕真奈が0-1の後半22分から途中出場。昨年7月17日の女子W杯決勝・アメリカ戦以来、約1年ぶりの代表戦となったが、見せ場をつくることはできなかった。

「『積極的に仕掛けろ』と言われて送り込まれたけど、相手の足の長さを感じているだけで終わっちゃった」。チーム最年少の19歳はそう言ってうなだれた。

 今年1月に右第5中足骨を骨折。復帰後もなかなか万全な状態とはいかず、6月のスウェーデン遠征も直前で辞退した。この日が1年ぶりの代表戦。「久々に代表に来たけど、テレビで見ていたので、久しぶりという感覚はなかった」と言うが、久々の国際試合には戸惑いも隠せなかった。

「日本だとできることができなかったり、裏に抜けるタイミングにもこだわりがあったけど、それが通じない部分もあった。久々だったのはなでしこでやるということより、外国人と試合をすることだったのかなと」

 消化不良の23分間。本大会でもスーパーサブとして期待がかかるドリブラーは「勉強になったと言うのは嫌だけど、日本では行けるタイミングなのに行けないところもあった。そのあたりは身に付けないといけない」と次を見据えていた。

(取材・文 西山紘平)

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