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最終調整終えた佐々木監督 「なでしこジャパン、晴天なり」

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 準備は万端だ。ロンドン五輪グループリーグ初戦のカナダ戦を翌日に控えた24日、日本女子代表(なでしこジャパン)は英国・コベントリーで最終調整を行い、佐々木則夫監督は「体の切れ味、コンディションも悪くない」と強調。「なでしこジャパン、晴天なり。いい感じです」と、快晴の青空を見上げ、笑顔で語った。

「ちらっと間接的に選手に聞いて」と、前日練習のメニューに10対10のゲーム形式を加えた。0-2で敗れた19日のフランス戦前日は実戦的な練習を「何もしないでいった」が、今回は選手から「実戦的な状況も入れてほしい」という要望を受け、急きょ練習メニューを変更したという。

「自分たちでアクションを起こして、相手の裏を狙ったり、サイドチェンジが明日の課題になる。それを入れたセッション」と説明。CKの守備練習では、カナダのスカウティングをもとに、ニアサイドに6人が固まり、キックの直前に選手が広がるという特殊なパターンへの対応を確認。「こういうこともやるかもしれないので」と、念には念を入れた最終調整となった。

(取材・文 西山紘平)

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