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小倉名誉会長がなでしこを激励、「ウェンブリーに連れていって」

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 日本サッカー協会の小倉純二名誉会長が24日、日本女子代表(なでしこジャパン)の練習場を訪れ、グループリーグ初戦・カナダ戦を翌日に控えた選手たちを激励した。女子は準決勝、決勝でロンドンのウェンブリースタジアムが試合会場となっており、「ウェンブリーに連れていってほしい」と“お願い”したそうで、報道陣から「チームに差し入れは?」と聞かれると、「ウェンブリーに行ってからだな」と笑った。

「(07年に改修工事が完了した)新しいウェンブリーでは男子も一度もやらせてもらってない。サッカー発祥の地でメッカに行く機会はなかなかない。夢を実現してもらえればうれしい」。改修前のウェンブリーでは、95年のアンブロ杯で男子のA代表が初めてプレーした(井原正巳のゴールで一時追いつくも1-2の敗戦)。サッカーの聖地・ウェンブリーで日本が勝利をおさめたことはなく、なでしこジャパンがF組を1位または2位で通過し、ウェンブリーでの準決勝に勝てば、男女通じても歴史的な初勝利となり、かつメダルが確定することになる。

(取材・文 西山紘平)

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