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代表初ゴールへ意欲、清武「いつも以上にゴールの意識を強くする」

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 フランス相手にA代表初ゴールを狙う。12日のフランス戦で先発が濃厚なFW清武弘嗣(ニュルンベルク)は国際Aマッチ10試合目の出場となる区切りの一戦を前に「(ゴールを)取りたいし、そのためにはいつも以上にゴールの意識を強くしないといけない」と、代表初得点へ並々ならぬ意欲を見せた。

 FW岡崎慎司がケガで招集を見送られたこともあり、フランス戦では3試合連続の先発出場となる可能性が高い。「自分がどこまでできるか知りたいし、あとはチームとしてどこまでできるか」。今季移籍したニュルンベルクでは開幕から7試合連続の先発出場。9月15日のボルシアMG戦(3-2)では1得点2アシストを記録し、ドイツのキッカー誌、ビルト紙のベストイレブンに選出されるなど、移籍1年目にしてチームの中心選手として活躍している。

 チームはここに来て4連敗と苦しんでおり、清武自身も厳しいマークに遭うなど、新たな壁にぶち当たっている。とはいえ、清武頼みとも言えるニュルンベルクと違い、日本代表ではむしろ逆サイドのFW香川真司が警戒されるだろう。自分の持ち味はチーム以上に発揮しやすいはずだ。

 フランスの守備陣について「身体能力が高いと思うけど、SBが上がってくるので、そういうところを突いていきたい」と冷静に分析する清武。クラブでの鬱憤を晴らす代表初ゴールを叩き込むつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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