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[フットサルW杯2012]フットサル日本代表 リビア戦に向けた前日練習、高橋は欠席

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 フットサル日本代表は6日、グループステージ最終戦となる7日のリビア戦に向けた前日練習をフアマーク室内競技場で午前11時から行なった。前日にコラートから約4時間をかけて移動したチームだが、4日に強豪ポルトガルと5-5で引き分けたこともあり、非常に明るい雰囲気の中でとトレーニングは行われた。

 ポルトガル戦の途中で負傷退場したFP高橋健介(バルドラール浦安)は、スタジアムに姿を現さず、残る13選手がトレーニングに臨んだ。15分ほどのウォーミングアップの後、ブラジル戦、ポルトガル戦と最後尾からのつなぎでミスが起き、失点に直結したため、相手のプレスをどう回避するかの確認を20分ほど行った。その後も、リビアの守備をどう崩していくかの確認をした。最後にはセットプレー練習も行い、約1時間の練習を終えている。

 練習経過から約40分でFP星翔太(バルドラール浦安)が、ロッカールームに引き上げた。ミックスゾーンで星は「大丈夫です」とだけ言い残してバスに乗り込んでいる。コンディションが不安視されたものの、ミゲル・ロドリゴ監督は「食事が合わなくて、気持ちが悪いということだった。明日の試合については、問題ないと思う」と明かしており、リビア戦の出場は可能なようだ。また、高橋の状態については「精密検査が必要な状態で、明日の出場は無理」と、ミゲル監督は語っている。

 FP三浦知良は「他力と言うより、自力でのチャンスがありますから、その分、自分たちが勝利することだけを考えて。良い緊張感と、良いリラックス感、両方をうまくもっていけたらと思います」と、意気込みを語っている。

(取材・文 河合拓)

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