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発熱の今野が全体練習に合流

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 発熱のため練習を3日間欠席するなど、大きく出遅れていたDF今野泰幸(G大阪)がカナダ戦(2-1)から一夜明けた23日、全体練習に合流した。

 前夜のカナダ戦に45分間以上出たメンバーがクールダウンを行ったため、全体練習はサブ組が中心。フィールド選手7人という少ない人数だったため、ミドルシュートや守備をつけての攻撃練習といった軽めの内容に終始したが、今野は最後まで意欲的に汗を流した。

「体重は変わっていません。試合に出られるか? この程度の練習だったので分からないですね」と言いながらも、「昨日の試合後にけっこう走ったので大丈夫だと思う」と、出場に問題のないことを強調した。

 この日は練習前にヨルダンのビデオを見た。「いいところだけ編集しているのだと思うけど、そのいいところがスーパーだった。昨年、日本が6-0で勝った試合に出ていた選手も、別の試合ではすごい活躍していた」と気を引き締める。

 ザッケローニ監督が厚い信頼を寄せるCBは「難しい試合になると思うので、粘り強く戦っていきたい」ときっぱり。W杯出場権を勝ち取りにいくヨルダン戦を前に、今野がいよいよ臨戦モードに入っていく。

(取材・文 矢内由美子)

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