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フットサル日本代表、千葉合宿3日目終了。今季の活動も終える

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 フットサル日本代表は18日、千葉合宿の3日目を行なった。FP滝田学(ペスカドーラ町田)が体調不良を訴えて、途中で練習を離れたが、練習は約2時間にわたって行われた。

 この日のメインとなったのが、3チームに分かれての試合形式の練習だ。組み分けは以下のとおり。

白ビブス 小曽戸允哉、西谷良介、永井義文、前純内マティアス・エルナン
黒ビブス 片山賢仁、白方秀和、北嶋佑一、室田祐希
ビブス無 渡邉知晃、吉川智貴、皆本晃、仁部屋和弘、内村俊太

 2日目の守備、攻撃を確認する意味を持った練習だったが、前日の練習後に「明日はボレーでゴール決めますよ。打てる位置にいきます」と宣言していたFP渡邉知晃(名古屋オーシャンズ)が、宣言通りにCKからボレーでゴールを決めるなど、それぞれに持ち味もアピールした。また、ミゲル・ロドリゴ監督もGK宮竹晴紀(シュライカー大阪)に、ゴールクリアランス時に相手の守備の状況を見て、どういうパスの選択肢があるか。速攻を受けそうな場合には、どこにポジションを取るべきかなど、判断のベースとなる細かい動きを伝えた。

 練習後、代表初招集のGK宮竹晴紀(シュライカー大阪)とベトナム遠征に続き代表に招集されたFP北嶋佑一(バサジィ大分)が、「夢のような時間だった」と密度の濃い合宿を振り返れば、ミゲル監督も「嬉しいです。良いトレーニングができました。非常に集中していましたし、2日目から取り組んでいた攻撃、守備のやり方を吸収して、非常に進歩を見せてくれました」と、笑顔を見せた。充実の3日間を終えて、フットサル日本代表の2013年の活動は終了となった。

以下、千葉合宿3日目のトレーニングメニュー

9時45分~ ストレッチ
9時55分~ 6角形にマーカーを置いての鬼ごっこ
10時5分~ ピッチ内を自由に動きパスを出すアップ
10時10分~ ゴールをピッチ中央に置いてのゲーム
10時25分~ シュート練習
10時35分~ ゲーム形式の練習
11時25分~ ストレッチ
11時35分 終了

(取材・文 河合拓)

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