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本大会までに課題も見えた日本代表、キャプテン麻也「それはそれで悪いことではない」

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同点ゴールを決めたDF吉田麻也

[3.29 W杯最終予選 日本1-1ベトナム 埼玉]

 日本代表はアジア最終予選最終節でドロー。同点ゴールを挙げたDF吉田麻也は「もちろん勝って終わりたかった」と悔しさをにじませた。

 前節のオーストラリア代表戦で勝利し、7大会連続の本大会行きを決めた日本。ホームの最終節でベトナム代表を迎えるが、先制を許してしまう。だが、後半10分に同点。ゴール前のこぼれ球を吉田が押し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 だが、追いつくことができたが、勝ち越すことはできず。試合後のフラッシュインタビューで、吉田は「もちろん勝って終わりたかったですね」と語る。

「メンバーを大幅に変えたので、チグハグ感が出ることも予想していました。チャレンジの試合だと位置付けてやったんですけど、失点してから、なかなか得点を奪うまでに時間がかかってしまったなと。後半、相手のスペースが空いてきた中でも、崩せずに最後まで終わってしまったので、課題はもちろんあります。6月に向けてまた課題が見えたので、それはそれで悪いことではないのかなと思います」

 日本は6月と9月に国際Aマッチウィークを控える。「より強い相手と戦って、より厳しい中で、リーグ戦で試合に出て、いいコンディションで6月のシリーズを迎える。6月が最後のチャレンジの場になると思うので、いい状態でそこに向かうことが大事だと思います」。大事なのは本大会での躍進。目の前の課題を整理し、一つひとつクリアにしていく。

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