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9人先発変更には「機会ができたのはよかった」としつつ…森保監督「勝つ力をつけることは課題」

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森保一監督

[3.29 W杯最終予選 日本1-1ベトナム 埼玉]

 前節に7大会連続のW杯出場を決めた日本代表。余裕を持って臨んだベトナムとの最終節は、1-1の引き分けに終わった。試合後のフラッシュインタビューで、森保一監督は「勝つ力をつけることは課題」と口にした。

 前節のオーストラリア代表戦を2-0で勝ち切り、本大会出場切符を手にした日本。ホームで迎えたベトナムとの最終節では、相手に先制を許すも、後半10分にDF吉田麻也が同点ゴール。優位に試合を運びつつも、勝ち切ることができなかった。

 オーストラリア戦から先発は9人変更。森保監督は「アジアの最終予選を戦うにあたってフレンドリーマッチがなかったので、多くの選手にプレーしてもらうことができませんでしたが、きょうの試合はW杯の出場を決めたということで、多くの選手にプレーをしてもらう機会ができたのはよかったと思います」と収穫を挙げる。

 一方で、勝ち切れなかったことは大きな課題だ。「ただ、結果勝って終わるっていうところを引き分けてしまった。全体的に勝つ力をつけることは課題かなと思います」と表情を緩めない。

 本大会は11月下旬に開幕。ここまで厳しい戦いを勝ち抜いてきた指揮官は「覚悟は常に持っています」と強調。「目標であるベスト16の壁を破るということ、ベスト8以上に行くというところに、私自身も上げていく。選手にも厳しい要求をしていきたい」。少しの猶予の中で、日本のさらなるレベルアップを目指す。


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