[6.2 キリンチャレンジ杯 日本4-1パラグアイ 札幌ド]

　多くのチャンスを作り、4点を奪っての快勝。日本代表を率いる森保一は「選手たちが良い準備をしてくれて、良い戦いをしてくれた」と満足気に振り返った。

　序盤からゴールを脅かす場面を作り出した日本は前半36分にFW浅野拓磨の得点で先制すると、同42分にMF鎌田大地がヘディングで決めてリードを2点差に広げる。後半14分にパラグアイに1点を返されるも、1分後の同15分にMF三笘薫がネットを揺らして再び突き放し、同40分にはMF田中碧がダメ押しとなるミドルシュートを叩き込んで4-1で大勝した。

　対戦相手のパラグアイは南米予選を8位で終え、カタールW杯の出場権獲得を逃していることもあり、森保監督は「皆がハードワークしてチャンスを作るところ、守備は残念ながら1失点したけど、漏れがない守備をしながら点が取れたというところ、そこはW杯に出場する国とそうでない国の差を示せたと思う」と語った。

　試合後には円陣を組み、「選手たちがハードワークして、クオリティも上を目指してやっていく姿勢を出してくれた。それを続けていこうと話した」と選手たちに伝えたようだ。

「札幌ドームにたくさんの方に来て頂き、我々の後押しをしてくれたことに感謝したい。日本中から応援してくれたと思うので、もっともっとパワーアップして、皆さんに喜んで頂ける結果を出せるように頑張っていきたい」

　日本は次戦、6日にFIFAランク1位のブラジルと国立競技場で対戦する。

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