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日本代表で出番掴んだ谷口彰悟は「自信もついてきている」、E-1選手権はキャプテンとして牽引

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DF谷口彰悟(川崎F)

 19日開幕のE-1選手権で日本代表キャプテンを担うことになったDF谷口彰悟(川崎F)が代表合宿2日目の18日、オンラインで報道陣の取材に応じた。国内組のみで戦うチームで「意識して積極的にコミュニケーションは取り組んで、ピッチ外もとにかく積極的にいろんな話をしようと言っています」と自身の役割をこなしていくつもりだ。

 森保一監督はメンバー発表会見で谷口をキャプテンに指名。Jリーグの2連覇王者を牽引する31歳にその任を託した。今大会のチームは11人の初招集を含め、経験の浅い選手が多い。谷口は「僕自身も初めて話す人も、初めてサッカーする人もいる。一番大事なことは、その人の持ち味やパーソナリティを本当に早く理解して、チーム全員で把握しながら、それぞれの良さを引き出し合うところ」とチームを作る上で意識することを語る。

 初戦を明日に控え、時間はあまりにも少ない。谷口も「こういう急造チームは普段通りにできるということはなかなかない」と現状を認めつつ、「ただ、それで終わらせては絶対にいけない」とも口にする。あくまでE-1選手権での目標は優勝。「この3連戦を3連勝して優勝するというその目標はブレたくないし、達成したいという思いはある。相当な覚悟を持たないとあっという間に終わってしまう」と危機感も垣間見せた。

 カタールW杯予選を通して、代表での出番も増加した。「昨年まではもう一回呼ばれるためにはどうしたらいいのかとすごく考えながらやっていました」と振り返る。「何度かチャンスをもらったときに結果を出して、できることを証明していくことにこだわってやってきた。今シーズンもある程度コンスタントに呼んでいただけて、代表活動に参加していく中で自信もついてきている」。キャプテンマークを巻き、今度はチームを勝たせるために味方を牽引する立場となった。

 試行錯誤の中で手にした自信とともに、今大会の先にあるW杯を目指す。「この大会を通して、W杯を目指している選手しか来ていない。そういった意味での野心、ギラギラ感は常に持っている」。まずはE-1選手権で結果を残し、優勝を果たす。「それができれば、おのずとその先につながっていく。まずはそこに集中して戦っていきたい」と改めて目の前の戦いへの姿勢を強調した。

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