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W杯に向けた強化へ…E-1選手権に臨む池田監督「チーム力を上げたい」、初戦の韓国戦は「ゴールに向かう姿勢を」

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記者会見に出席した池田太監督

 日本女子代表(なでしこジャパン)の池田太監督が18日、あす19日に開幕するEAFF E-1サッカー選手権の公式会見に出席した。同大会は、なでしこジャパンにとって来年7月に行われる女子ワールドカップに向けた強化の場。指揮官が大会の意義に言及し、意気込みを語っている。

 昨年10月に池田新監督を迎えたなでしこジャパンは、1年後にオーストラリア、ニュージーランドで開催される女子W杯を控え、現在は、国内合宿、欧州遠征を通じてチーム力のアップと、“池田サッカー”の落とし込みを図っている段階だ。

 指揮官は、そんな中での国際大会に「我々はこの大会を通じ、もちろんタイトルを目指すといったところもあるが、選手の成長を期待しながら来年のワールドカップに向けてチーム力を上げたい」と狙いを語る。

 また、同大会はDF熊谷紗希(バイエルン)、MF長谷川唯(ウエスト・ハム)ら海外組が多数不在。国内組中心のメンバーで挑むが、チーム力の底上げには絶好の機会だ。指揮官は「国際試合経験が少ない選手、若い選手も含めて色んな選手にこういった大会に向かっての準備、プレーというところを求めたい」とリクエスト。「ポジションの組み合わせなど色んな事もテストしていきたい」と話した。

 19日の初戦では、女子アジア杯で引き分けた韓国女子代表(△1-1)と激突。池田監督は「試合の入りに注意しながら韓国の戦い方を見るのと同時に、我々のアグレッシブな戦い方、我々から仕掛けて様々なゴールに向かう姿勢を見せていきたい」と意気込みを示した。

●EAFF E-1選手権2022特集ページ

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