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なでしこジャパンDF高橋はなが韓国相手に空中戦で圧倒「練習の成果」…見つかった課題も

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DF高橋はな

[7.19 E-1選手権 日本女子 2-1 韓国女子 カシマ]

 日本女子代表(なでしこジャパン)のDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)が空中戦で韓国女子代表を圧倒した。高橋は試合を振り返り、得られた成果と課題を明かしている。

 なでしこジャパンは19日にEAFF E-1サッカー選手権の初戦で韓国と対戦した。試合は立ち上がりから韓国が日本に対してロングボールを多用。前線のFWチェ・ユリ、FWソン・ファヨンをターゲットにした縦に速いサッカーで日本ゴールを脅かすシーンが多く見られた。

 それでも、センターバックで先発出場した高橋がことごとく跳ね返し、韓国の攻撃をストップ。「ロングボールに対しての対応のところは、やっぱり警戒していたので練習の成果。ロングボールでやられなかったのは一つの成果かと思う」と空中戦の勝因を明かした。

 ただ、得られたのは成果だけじゃない。高橋ら守備陣が弾いたボールを韓国に拾われ、二次、三次攻撃を浴びるシーンもあった。高橋は「全体の距離感」を課題に挙げ、「コンパクトにする必要がある」と味方との連係で解決を図る。「クリアの質を上げる必要がある」と自らにもベクトルを向けた。

(取材・文 成田敏彬)
●EAFF E-1選手権2022特集ページ

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