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“スタメン抜擢”のなでしこJ千葉玲海菜が同点ヘディング弾「何としても点を取るということは意識していた」

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FW千葉玲海菜

[7.23 E-1選手権第2節 日本 4-1 台湾 カシマ]

「ああやって決めれるところを見せれた」。FW千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)が日本女子代表(なでしこジャパン)初先発となったEAFF E-1サッカー選手権のチャイニーズ・タイペイ女子代表戦(○4-1)でヘディングゴールを叩き込んだ。

「スタメンというチャンスはなかなかもらえないものだと思う。今日スタメンになったら何としても点を取る、結果を残すということは意識していた」

 千葉は今年4月に行われた国内合宿で追加招集としてA代表初選出。6月の欧州遠征で再び招集されると、セルビア女子代表戦(○5-0)の後半33分に初出場を果たし、その3分後にいきなり初ゴールをマークした。

 そして、本日開催されたE-1選手権第2節の台湾戦(○4-1)で代表初先発を託されると、1点ビハインドで迎えた前半14分にMF猶本光のコーナーキックに頭で合わせて同点弾を記録した。

「昨日のセットプレーの練習で(猶本)光さんがあそこにボールを入れるというサインも分かっていた。ただ、その前日の練習ではうまく自分が入れなくて光さんと合わなかった。試合でうまく修正して1点取れたのは良かった」

 スタメン抜擢に結果で応えた千葉は、「なかなかヘディングでゴールは決めないタイプだと思う。ああやって決めれるところを見せれた」と笑みをこぼす。ただ、課題も口に。前半だけで少なくとも3、4回の決定機を迎えていた千葉だが、その中で手にしたのはヘディング弾の1点のみだった。
 
「味方のロングフィードで背後に抜け出したり、決定的なシーンも作れたのでそこは収穫」としつつも、「決定機を何回も外しているのでそこは課題」と振り返る。「こういった試合で点を取れないと、これからメンバーに残るのは厳しい。もし、またチャンスがきたら決定機を決めきるという課題を修正した姿を見せて勝利に貢献したい」と力強く語った。

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