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負傷明けの酒井宏樹が7か月半ぶり復帰! 森保監督「アグレッシブにプレーできているところを確認できた」

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DF酒井宏樹(浦和)

 日本サッカー協会(JFA)は15日、ドイツ・デュッセルドルフで行われるキリンチャレンジカップ2試合に臨む日本代表メンバーを発表し、負傷のため招集外が続いていたDF酒井宏樹(浦和)が今年1〜2月のカタールW杯アジア最終予選以来7か月半ぶりの復帰を果たした。

 8月下旬のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)期間中に右太もも肉離れを発症し、コンディションが懸念されていた酒井だったが、前日14日のJ1第26節・C大阪戦で後半45分間プレー。試合後には「100(パーセント)だと思っているので帰ってきた。100でやれるつもり。70でやって活躍できる世界じゃない」とコンディション面にも自信を示していた。

 森保一監督は15日に行ったメンバー会見で招集理由を説明。「プレーできるだろうということはこれまでもメディカルスタッフが確認してくれていて、試合に出場できるメドが立っていると聞いた上で、本人の状態を確認してきた」としつつ、「Jリーグの試合で後半からだったが、非常にアグレッシブにプレーできているところを確認できたので招集させてもらった」と語った。

 酒井は今年1〜2月のW杯予選・中国戦、サウジアラビア戦にフル出場したが、W杯出場を決めた今年3月のアジア最終予選オーストラリア戦、ベトナム戦はメンバー入りしながらも負傷のため招集辞退。5月には右足第5中足骨の手術を受けたため、6月シリーズの4試合も招集されていなかった。

 カタールW杯前最後の国際マッチウィークで待望の復帰。日本代表の最終ラインでは所属クラブのトレーニング中に負傷したDF板倉滉(ボルシアMG)が今回招集外で、DF冨安健洋(アーセナル)もコンディション面に懸念を抱えている中、世界レベルの舞台で実績を持つ酒井の帰還はW杯本大会に向けて追い風となりそうだ。

(取材・文 竹内達也)

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