beacon

カタールW杯へ“総仕上げ”…森保Jドイツ遠征が27人でスタート!! 記念撮影&青空サイン会も大盛況

このエントリーをはてなブックマークに追加

子どもたちにサインをプレゼントするMF久保建英(ソシエダ)

 日本代表が19日、ドイツ・デュッセルドルフで合宿初日のトレーニングを行い、同日までに現地入りしていた27選手が参加した。練習開始前には現地の日本人学校・補習校の児童らとの記念撮影を実施。さらにピッチ上ではそのまま即席サイン会も開かれ、子どもたちは大喜びの様子だった。

 初日の練習に参加したのは今回の招集メンバー30人のうち、J1リーグ戦の影響で合流が遅れたGK権田修一(清水)、DF長友佑都(FC東京)、MF相馬勇紀(名古屋)を除く27選手。そのうちDF酒井宏樹(浦和)、DF谷口彰悟(川崎F)、DF山根視来(川崎F)、MF柴崎岳(レガネス)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF旗手怜央(セルティック)、MF堂安律(フライブルク)、FW古橋亨梧(セルティック)、FW前田大然(セルティック)の9選手はボール回しにも入らず、リカバリーに専念し、それ以外の選手も対人メニューを避けた軽めの調整となった。

 多くの日本企業が進出しているデュッセルドルフはヨーロッパ最大の“日本人街”。この日は大勢の子どもたちがトレーニング施設に来場した。練習前、子どもたちは学年ごとに選手と記念撮影を行った後、ピッチの上でそのままサイン会がスタート。各選手のもとに色紙やユニフォームを持って並び、異例のファンサービスを楽しんでいた。

 なかなか普段は接することのできない子どもたちとの交流に選手たちも刺激を受けた様子。持ち前の笑顔で一人一人と向き合っていたFW古橋亨梧(セルティック)は「改めてたくさんの方に応援してもらえていると感じている。僕たちは期待を背負って表現できたら」と力強く語った。

 日本代表にとって今回のドイツ遠征はカタールW杯前最後のまとまった活動。過去3大会の出場経験を持つGK川島永嗣は「誰が本番に行くかはわからないけど、行ったら準備する時間はないので、このキャンプが最終準備という形になる」という重要な期間だと位置付ける。日本は23日にアメリカ、27日にエクアドルとそれぞれ対戦。W杯出場国に挑むテストマッチに向け、森保ジャパンがいよいよ“総仕上げ”の時期に入った。

(取材・文 竹内達也)

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送

TOP