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ボランチは柴崎岳&田中碧でカナダ戦へ…森保監督「おそらく先発することになる」

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MF柴崎岳とMF田中碧

 日本代表森保一監督は16日、カタールW杯前最後のテストマッチとなる国際親善試合カナダ戦(17日・ドバイ)の前日会見に出席し、MF柴崎岳(レガネス)とMF田中碧(デュッセルドルフ)の先発起用を明言した。

 ボランチでは脳震盪から復帰プログラム中のMF遠藤航(シュツットガルト)、左ふくらはぎ違和感のMF守田英正(スポルティング)がドバイに帯同しておらず、9月のドイツ遠征で主力を担った2人が不在。それでも指揮官は前向きな見通しを示した。

 森保監督は会見で「ケガ人が出ているということはチームにとっては痛いが、ケガ人であったり、体調不良であったり、大会期間中には出場停止等々、不測の事態は起こり得る。いろんなことを想定してこの26人のメンバーを組んでいるので、守田と遠藤がプレーできないにしても、十分W杯で戦っていけるだけの選手層はあるということを明日の試合で確認、準備したいし、自信を持って明日プレーする選手には思い切ってプレーしてほしい」と述べた。

 その上で森保監督は「田中と柴崎がおそらく先発することになる」と明言。本職で唯一コンディションに問題のない柴崎に加えて、右膝の負傷明けとなる田中も先発で起用する方針を示した。

 また、所属先でボランチ起用されているMF鎌田大地(フランクフルト)については「明日の試合でどこまで試せるかは分からない、鎌田に関しては前線でより起点になる、ゴールに絡んでいくプレーをしてほしいと思っている」としつつ、「3列目のボランチというところからの組み立て、相手の攻撃を止めるというところから得点に絡むところもチームでやっている。そこを我々のチームでもうまく生かしていきたい考えは持っている」と、ボランチ起用の可能性も否定はしなかった。

(取材・文 竹内達也)
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